オメガ<OMEGA>の歴史

オメガ<OMEGA>の歴史
    オメガの歴史は精度追及の歴史ともいわれています。
    オリンピックの公式計時は、そうしたオメガの歩みを象徴するテーマの一つです。
    1932年のロサンジェルス大会以来、オメガは実に20を超える大会で公式計時を担当し、その間、1946年にはスターターピストルと写真判定を、1952年のヘルシンキ大会では史上初の電子計測を実現しました。
    さらに1961年にはオメガスコープを開発し、1982年アテネのオリンピック競技場に22×9mの巨大なスコアボードを設置するなど、オリンピック計時の進化に劇的な役割を果たしてきました。
    オメガはアテネ・オリンピックにおいても栄誉ある公式計時を担当しています。

    オメガ<OMEGA>の歴史

    1848年
    6月スイスのラ・ショー・ド・フォンに、弱冠23歳のルイ・ブランが懐中時計の組み立て工房を開いた。

    1877年
    ルイ・ブランが息子ルイ・ポールと共に「ルイ・ブラン&フィルズ」社設立。

    1879年
    ルイ・ブラン死去。ルイ・ブランの三男セザールが経営に参加。

    1880年
    ルイ・ポールとセザールは工場をビエンヌに移転し機械製作による部品作りから組み立てまでを一貫して行える体制を作り生産拡大。
    機械式シリンダー・エスケープメントのキャリバーを発表。

    1889年
    従業員600人、年間製造個数10万本というスイス最大の時計メーカーに成長した。

    1894年
    「これ以上の到達は不可能、最高、完成」を意味する「Ω(オメガ)」の名前を持つムーブメントが誕生。のちに社名となる。

    1900年
    オメガ初の腕時計を発表。

    1932年
    オメガ時計の精度が評価され、ロサンジェルス・オリンピックの公式タイムキーパーに選ばれる。
    シーマスターの前身「マリーン」発表。

    1942年
    初の自動巻き時計を発表。

    1948年
    「シーマスター」発売。

    1952年
    自動巻クロノメーター「コンステレーション」発売。
    オリンピック・クロス・オブ・メリット賞を受賞。

    1957年
    「スピードマスター」が登場。

    1964年
    NASAが宇宙空間における時計の過酷な耐久テストを開始する。

    1965年
    NASAのテストに「オメガ・スピードマスター」が唯一合格し選ばれ、公式クロノグラフとなる。

    1967年
    「デ・ビル」シリーズの誕生。

    1969年
    アポロ11号の月着陸成功により、「スピードマスター」は、人類と共に初めて月面への一歩を踏み出した。

    1970年
    「シーマスター600」登場。 深海探査のヤヌス計画で「シーマスター」が耐水圧記録樹立。
    トラブルに見舞われたアポロ13号の地球帰還への重要な役割を果たし、NASAの栄誉ある「スヌーピー・アワード」を受賞。

    1974年
    「メガ・クォーツ2400」が腕時計で初のマリンクロノメーター認定。

    1975年
    アポロ=ソユーズ合同のスペースランデヴー計画で、アメリカ・ソ連の宇宙飛行士がそろって「スピードマスター」を使用。

    1978年
    スペースシャトル計画の公式腕時計に「スピードマスター」が認定される。

    1988年
    オメガ、フランスの海底探査計画ファレ・ミッションに参加する。
    「シーマスター・プロフェッショナル200」を発表。

    1989年
    ソ連、「スピードマスター」を宇宙飛行士の公式時計に採用

    1992年
    現モデルである「シーマスター120」を発売。

    1993年
    300メートル防水クロノグラフ・クロノメーター「シーマスター・プロフェッショナル・ダイバー・クロノグラフ300」発売。
    ローラン・スペッケールが「シーマスター」を腕に、湖水で水深80メートルのダイブの記録樹立する。

    1994年
    「デ・ビル プレステージ」を発表。